プログリット(PROGRIT)に興味はあるけれど、
- 「学習カリキュラムってどうやって作るのだろうか…」
- 「具体的にどういう学習をするのだろうか…」
と疑問をお持ちになっているかもしれませんね。
特に、具体的な学習内容については、公式サイトにも記載がないので、よくわからないのではないでしょうか。
そこで今回、直接プログリット(PROGRIT)に取材をして、
- 学習カリキュラムの作成方法
- 具体的な学習内容
について調べてきましたので、これらについてご紹介していきたいと思います。
プログリット(PROGRIT)の学習カリキュラムは完全オーダーメイド
プログリット(PROGRIT)では、最初のカウンセリングの際に、受講コースに合わせて、
- リスニング力
- スピーキング力
- リーディング力
- 文法力
- 語彙力
などの課題チェックテストを行い、現状の英語力を把握します。
なお、このテストは、英語力を向上させるにおいてどの部分に課題があるかを把握するために、独自に設計されているものです。
合わせて、これまでの英語学習の経験や現在の英語学習の状況のヒアリングを行います。
これらを踏まえて、短期的な目標と長期的な目標を練り上げていきます。
そして、この目標を実現するためにその人にとっての最適な完全オーダーメイドの学習カリキュラムを作成します。
なお、プログリット(PROGRIT)のカリキュラムは、応用言語学や第二言語習得論を基礎にした理論に基づいたものとなっていますので、効率的に学習を進めることができます。
なお、その後についても、学習の進捗状況や理解度などに合わせて、随時学習カリキュラムの調整が行われます。
プログリット(PROGRIT)の理論に基づいた学習とは?
「理論に基づいた学習」の基礎になっているものとは?
プログリット(PROGRIT)での具体的な学習内容をお話する前に、英語のリスニングとスピーキングがどのようなプロセスで行われているかについて理解しておく必要があります。
というのも、これがすなわち、プログリット(PROGRIT)の言う「理論に基づいた学習」につながっていくからです。
プログリット(PROGRIT)では、英会話を行うにあたって、脳内では、
- リスニング:2ステップ
- スピーキング:3ステップ
の合計5つのステップが踏まれていると考えています。
これらのステップをスムーズに行うことができれば、英会話もスムーズに行えるということになるわけです。
それぞれのステップにおいて、脳内でどのようなことが行われているのか、詳しく見ていくことにしましょう。
リスニングのプロセス
音声知覚
まず、英語の単語の羅列が音声として耳から入ってきます。
それを脳の中にある英語の「知識データベース」の単語の音データに問い合わせます。
そして、それが何という単語なのか、さらに単語がどのように羅列されているのかを音声として認識します。
これが、「音声知覚」というプロセスです。
意味理解
次に、音声情報として認識した単語や単語の羅列を、やはり英語の「知識データベース」の
- 単語の意味データ
- 文法データ
に問い合わせます。
この2つの知識データから、
- 単語の意味の理解
- 単語の羅列を文として認識したうえでの意味の理解
が行われます。
これらを組み合わせて、最終的に英文の意味を理解します。
これが、「意味理解」のプロセスです。
この「音声知覚」と「意味理解」がスムーズに行われると、いわゆる「リスニングができる状態」となるわけです。
スピーキングのプロセス
概念化
リスニングとスピーキングでは、まったく異なるプロセスをたどることになります。
まず、スピーキングを行うには、どのようなことを話すのかイメージする必要があります。
これが、「概念化」のプロセスです。
文章化
次に、話したいことを、英語の「知識データベース」の
- 単語の意味データ
- 文法データ
に問い合わせて、文章にします。
これが「文章化」のプロセスです。
音声化
そして最後に、英語の「知識データベース」の単語の音データに問い合わせをして発声します。
これが、「音声化」のプロセスです。
この「概念化」「文章化」「音声化」が滞りなく行われると、いわゆる「スピーキングができる状態」となります。
プログリット(PROGRIT)ビジネス英会話コースの具体的な学習内容は?
プログリット(PROGRIT)のビジネス英会話コースでは、先ほどお話した「リスニングとスピーキングが行われるプロセス」において必要なスキルや知識を学習していくことになります。
「音声知覚」を強化する学習
「音声知覚」を強化するにあたっては、次のプロセスである「意味理解」のため脳ののワーキングスペースを空けるように、いかに「音声知覚」に使うワーキングスペースを小さくするかが重要です。
通常、日本人が日本語を聞く際には、「音声知覚」を意識することはほとんどありません。
そして、「音声知覚」にほとんど脳を使わないため、日本語では深く「意味理解」することが可能になっています。
しかし、英語を聞くことに慣れていない場合には、「音声知覚」に脳の能力の大半を使ってしまいます。
すると、「意味理解」に使うことができる脳の能力が小さくなってしまうため、結果として、「聞くことに一生懸命になってしまい、意味が理解できない」ということになってしまうわけです。
これを解決するために、プログリット(PROGRIT)では「シャドーイング」のトレーニングを採用しています。
シャドーイングを行うことによって、「音声知覚の自動化」を図ります。
なお、題材としては、「TED」などが利用されます。
「意味理解」を強化する学習
「意味理解」を強化するためには、英語を英語の語順のまま理解できるようになることが重要になります。
これに対して、プログリット(PROGRIT)では、「多読」を行っています。
教材としては、ペーパーバックの小説などが用いられます。
「概念化」を強化する学習
「概念化」を強化するにあたっては、実際に英会話の訓練をすることが有効です。
そこで、プログリット(PROGRIT)では、外部の「オンライン英会話」のサービスを利用して、英会話をする機会を作ることとしています。
「文章化」を強化する学習
「文章化」では、即時に日本語を英語に変換できるようになることが重要な課題となります。
そこでプログリット(PROGRIT)が採用しているトレーニングが、「瞬間英作文」です。
瞬間英作文のトレーニングを行うことによって、話すことができる例文データを「知識のデータベース」に蓄えていきます。
また、例文を暗記することで、文法データを強化することもできます。
そして、日本語から英語への変換の瞬発力を磨いていくことで、「文章化の自動化」を図っていきます。
教材としては、主に瞬間英作文の書籍が用いられます。
「単語データ」を強化する学習
「知識のデータベース」における「単語データ」を強化することは、リスニングとスピーキングの「概念化」以外のすべてのプロセスにおいて重要です。
プログリット(PROGRIT)では、3カ月で1000語以上の単語暗記を行います。
使用教材としては、レベルに合った「キクタン」シリーズを用いることが多いです。
なお、プログリット(PROGRIT)では、ビジネス英会話コースとTOEICコースで、学習内容が一部異なっています。
TOEICコースの学習内容については、こちらの記事をご覧ください。
無料カウンセリングを受けてみましょう!
いかがでしたか?
プログリット(PROGRIT)では、
- 完全オーダーメイドのカリキュラムが作成される
- 理論に基づいた学習内容が採用されている
ということがお分かりになったかと思います。
プログリット(PROGRIT)の無料カウンセリングでは、チェックテストが行われ、具体的なカリキュラム案を提示してくれます。
自分の英語力が測れますし、その場合どのようなカリキュラムが組まれるのかがわかります。
ですので、これらを知りたいとお考えならば、ぜひ無料カウンセリングを受けてみましょう。